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【絵師・漫画家の働き方改革】プロとフリーランスどちらで働く?

お絵描き関連

ちょっと前までは商業誌も同人誌も紙媒体が主流でした。

今日では、デジタル化が進みウェブ上で簡単に公開・販売ができます。

誰でも気軽に漫画やイラストで収入が得られるようになりました。

これに伴って漫画家やイラストレーターとしての働き方も多様化してきています。

プロの漫画家を目指していた元同人作家がぶっちゃけます。

よかったらプロとして働くかフリーランスとして働くかの参考にしてみてください。

それでは、この2つのメリット・デメリットを比較していきます。

プロ(商業誌)の絵師・漫画家として働く

出版社やゲーム会社などに所属または契約して公開・販売すること。

プロのイラストレーターや漫画家として働くことを前提としてしています。

プロ(商業誌)の絵師・漫画家のメリット

  • 売れれば収入が安定する
  • 出版費用は会社が負担してくれる
  • 編集部の担当さんなどからアドバイスが受けられる
  • プロモーション(販売促進)は会社がしてくれるので描くことだけに集中できる
  • ヒットを出して単行本(電子書籍)になれば夢の印税生活ができる

プロ(商業誌)の絵師・漫画家のデメリット

  • 締め切りを守らなければならない
  • 好きなものを好きなように描けない
  • 連載を突然打ち切られる可能性がある
  • アシスタントさんに給料を払わなければならない
  • 出版社と著作権でトラブルになることがある

フリーランス(同人誌)の絵師・漫画家として働く

同人誌やウェブ上でイラストや漫画を公開・販売すること。

または、依頼を直接受けるフリーランスとして働くことを前提としています。

フリーランス(同人誌)の絵師・漫画家のメリット

  • 締め切りがないので自分のペースで描ける(依頼を受けた場合を除く)
  • 自由に好きなものが描ける
  • すべて自己責任になるがやりがいはある
  • 収入はすべて自分のものになる
  • 商業誌にスカウトされる可能性がある

フリーランス(同人誌)の絵師・漫画家のデメリット

  • 収入が不安定
  • 印刷代などすべて自己負担
  • すべて自分でやらなければならないので、描くことだけに集中できない
  • デッサンが狂ってるなど的確なアドバイスを受けられない
  • イラストの依頼を受けるには自分からアピールが必要(人脈が大事)
プロ・フリーランスどちらも収入によっては確定申告が必要になる場合があります。

目指すなら絶対!商業誌の漫画家!!

あくまで個人的な意見ですが、本気で漫画家になりたいなら商業誌を目指すべきだと思います。

私はプロの漫画家をあきらめて同人誌に逃げてしまいました。

同人活動もうまくいかず10年前に足を洗いました。

私の場合同人誌は、絵の成長には全くつながりませんでした。

身内や友人からはデッサンが狂ってるとか話の流れがおかしいなどのダメ出しをしてもらえません。

読者さんはおもしろくなかったらただ離れていくだけです。

特に独学で漫画を描いている方は編集部に投稿か持ち込みで的確なアドバイスをもらってください。

絶対絵のスキルアップにつながるはずです。

出版業界の現状

最近は、活字離れや電子書籍化が進み、雑誌の休刊や廃刊が相次いでいます。

その結果、大手印刷会社2社は印刷業務を縮小してデータ入力などの異業種に仕事の場を広げています。

完全に紙媒体がなくなるということはないと思いますが、出版業界も安泰とは言い難いのが今の現状です。

この先出版社を介さず直接ウェブ上だけの公開・販売が主流になっていくかもしれません。

アナログ派の私には、紙媒体の本がなくなるのはさみしいことです。

しかし、本の収納場所や環境的観点からそういう流れになっていくのは仕方ないですね。

結局プロとフリーランスどちらが良いのか

プロとフリーランスの境目自体があいまいになっているので、一概にどちらが良いと明言はできません。

商業誌はもちろんですが、商業誌と同人誌の両方で活躍されている方もいます。

同人誌だけで生計を立ててる方もいます。

趣味や副業としておこづかい程度稼いでる方もいます。

自分の生活にあったスタイルを見つけてください。

どちらにしても絵の技術だけでなく、人気や知名度を上げる努力も必要です。

SNSなどを利用してどんどん発信していきましょう。

私の現在の活動内容

現在は、フリーランスというか持病があるので趣味程度に活動しています。

不定期でSNSにイラストをアップしたり、ブログを書いたりしています。

たまにpixiv Sketch Liveでお絵描きをライブ配信しています。

残念ながら、イラストやブログで収入を得るまでにはまだ至っておりません。

あせらず自分のペースでがんばりたいと思います。

まとめ

最近では、You Tubeやpixiv Sketch Liveなどでお絵描き作業をライブ配信出来るようになりました。

今まで誰にも見せることのなかった地味な作業工程がお金になる時代に変わりました。

将来的に出版業界もどうなっていくのかはわかりません。

どのような形になっても柔軟に対応できる力を身に付けておきましょう。

では、次のブログまで失礼します。

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