私にとってパソコンで絵を描くことは、10年前には考えられないことでした。
パソコンはもちろんですが、お絵描きソフトも高額で手が出せませんでした。
最近では、無料でも高機能なお絵描きソフトがあって気軽にはじめられるようになりました。
デジタルお絵描き初心者向けということで最低限必要なものなど簡単に紹介していきます。
デジタルお絵描きに必要なもの
パソコンまたはタブレット端末、スマートフォンとお絵描きソフト(アプリ)は必須です。
マウスや指でも描けますがペンタブレットやスタイラスペンがあると便利です。
私のデジタルお絵描き環境
- パソコン →5,6年前に購入したノートPC
- お絵描きソフト→CLIP STUDIO PAINT Pro(2年ライセンス版)
- ペンタブレット→Wacom Intuos Comic(旧型モデル)Mサイズブラック
ペンタブレットを購入した時に特典で付いていたソフトを使用しています。
もうすぐライセンスが切れるのでEX(Proの上位版)を買うか検討中です。
お絵描きソフトの種類
お絵描きソフトには無料と有料のものがあります。
有料ソフトは5,000~30,000円くらいです。
以前まで高いソフトはPhotoshopで10~30万円くらいしていました。
現在は月額980円(税別)から使えるようになりました。
でも、長い期間使うとなるとやはりお高目ですね。
もともと写真を加工するためのソフトでプロ・上級者向けです。
Photoshopは学割があるので学生さんの内に利用してみてください。
いきなり有料ソフトを使うのが不安という方は無料で使いこなせるかどうか試してみると良いです。
私もはじめはMediBang Paint Proを使っていました。
CLIP STUDIO PAINTと機能や使い方が似ているので移行しやすかったです。
有料ソフトはだいたい体験版があったり無料お試し期間がついているので使ってみてから購入するのがおススメです。
主な無料ソフト(アプリ)
- MediBang Paint Pro(パソコン/タブレット/スマホ)
- アイビスペイント(iPad/iPhone/Android)←有料版もアリ
主な有料ソフト(アプリ)
- SAI(パソコンWindowsのみ)
- CLIP STUDIO PAINT(パソコン/iPad)
- Photoshop(パソコン)
デジタルペンの種類
デジタルペンは大きく分けてペンタブレットとスタイラスペンの2種類があります。
お使いの端末と予算と使いやすさでどのデジタルペンを購入するか決めましょう。
どちらも貼っている保護シートにもよりますがペン軸は消耗するので交換が必要です。
ペンタブレット
ペンタブレットには板タブレット(板タブ)と液晶タブレット(液タブ)の2種類があります。
板タブはパソコンの画面を見ながら手元のタブレットで描きます。
板タブは慣れるのに時間がかかります。
液タブは紙のように直接液晶画面に描くことができます。
液タブは板タブより高価格で色味などの初期設定が難しいです。
板タブも液タブも単体では使用できないのでパソコンが必要になります。
スタイラスペン
タブレット端末やスマホ、タッチパネル対応パソコンで使えるペンです。
液タブのように直接液晶画面描くことができます。
Appleペンシルなどが有名です。
電池式のスタイラスペンは対応機種が複雑なので購入時には注意が必要です。
デジタルお絵描きのメリットとデメリット
デジタルお絵描きのメリット
- 何度でもやり直しができる
- アナログでは描けない効果が出せる
- ワンクリックで作業時間が短縮できる
- Gペンなどのアナログペンのようにペン先をこまめに交換する必要がない
- 絵の具や墨で手が汚れない
- 難しい技術を補ってくれる
- 描いた絵をすぐにアップロードできる
デジタルお絵描きのデメリット
- 初期費用がかなりかかる
- ペンの感覚に慣れるのに時間がかかる
- 機能が多いので覚えるのに時間がかかる
- アナログのような味が出しにくい
- 何度でも描き直せるので1本の線にこだわってしまう
- 実力以上の絵が描けてしまう
- 低価格PCだと重くて動きが悪くなる可能性がある
まとめ
お絵描きはじめたいけど予算の関係で無理とあきらめるのはまだ早いです。
お絵描き初心者さんはすぐにデジタルに移行する必要はないかと思います。
アナログで十分実力をつけてからでも遅くはないです。
私が漫画を投稿していた頃は、アナログも描けないのにデジタルで描くなという時代でした。
現在はお絵描きツールの1つとして認識されています。(むしろ歓迎されている)
私も最近までアナログで絵を描いていました。
ネームもまだアナログです。
デジタルは独学でもなんとかなります。
わからないことは本やGoogle先生、YouTube先生が教えてくれます。
しかし、あなたの個性は誰も教えてくれません。
急いでデジタルお絵描きをはじめる前に自分磨きをしておきましょう。
では、次のブログまで失礼します。
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